gBizID
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- 投稿者: アイファー税理士法人
みなさまは行政サービスの手続きはどのように行われていますか?
申請用書類を作り、官公庁が空いている時間内に手続きを行うために足を運び手続きをしているという方が大半だと思いますが、
2020年4月よりスタートした【gBizID(GビズID)】を使うことで場所や時間を選ばず、オンラインで一部の行政サービス(補助金申請や社会保険の手続き等)が利用できるようになりました。
【gBizID(GビズID)】の取得方法や【gBizID(GビズID)】でできることについてまとめていきます。
新型コロナウィルスが経済に与える影響は大きく、国や自治体がその影響に対応するためにさまざまな補助金の特別枠も設定されてます。補助金の重要性が増していますので、【gBizID(GビズID)】を取得し、補助金をしっかりと活用していきましょう。
◆GビズIDとは
そもそもGビズIDとは
【GビズIDは1つのID・パスワードで様々な行政サービスにログインできるサービスです】(登録HPより引用)
従来は各種行政サービスを利用する際、行政サービスごとにIDとパスワードを設定をしていたため、
管理が煩雑で非効率な面がありました。GビズIDはこの非効率な面を解消しており、各種の行政サービスへ共通IDひとつでログインできるシステムのようです。
また、従来のオンライン行政システムであるeーgovを利用する際や、さまざまなベンダーから出されている労務システムを使って労務に関する行政サービスを利用する際には、事前に法務局で電子証明書を取得(有料)する必要があり、かなり手間がかかっておりました。しかし、これらのうち、一部の行政サービスはGビズIDを利用することで電子証明書なしで利用可能になっています(※)。
そして、これからますますGビズIDを利用した(電子証明書なし)行政サービスは増えていくと思われます。
※2020年4月現在対応している手続き例
社会保険の資格取得届・喪失届、賞与支払届など(https://www.nenkin.go.jp/denshibenri/e-gov2.html)
参照:経済産業省法人共通認証基盤の構築状況等について(資料1ー2)平成30年11月5日
https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/suishin/meeting/bukai/20181105/181105bukai02.pdf.
◆GビズIDでできること
GビズIDを使って利用できる行政サービスは9つあります(2020年4月現在)
事業を行う上で検討することの多い補助金の申請システムであるjGrantsや認定されることで税制や金融支援を受けることのできる経営力往生計画申請プラットフォームを活用するためにも、GビズIDの取得は必須です。
※2020年秋頃にはe-govでも利用できるようになる予定です
項目
内容
管轄省庁
社会保険手続きの電子申請
「届書作成プログラム」のを利用することで社会保険の手続きを電子申請で行うことができます
日本年金機構
保安ネット
産業保安・製品安全分野の一部手続きをインターネットで提出するサービス
https://www.meti.go.jp/
policy/safety_security/
industrial_safety/hoan-net/
経済産業省
鉱業原簿登録更新サイト
鉱業権設定に係る登録免許税納付後から鉱業原簿への登録手続き
https://www.
kougyougenbotouroku.
meti.go.jp/genbo/jsf/j/
WJ0001.xhtml
資源エネルギー庁
令和元年度
補正事業承継補助金
事業承継(事業再編、事業統合を含む)を契機として経営革新等を行う中小企業・小規模事業者等に対して、その取組に要する経費の一部を補助する補助金です
https://www.shokei-hojo.jp/
中小企業庁
参照:GビズID登録HP
取得方法
jGrantsや社会保険の電子申請に対応するためにはGビズプライムIDが必須のため、GビスプライムIDの取得方法について記載します。
費用:534円(内訳:印鑑証明書取得印紙代 450円 / 書類送料 84円)2020年4月現在
※印鑑証明書は登記ネットでオンライン申請場合は410円
事前準備物:3ヶ月以内に発行した印鑑証明書の原本(コピー不可)、送付用封筒
システム利用料:0円※2020年4月時点
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